似顔絵を頼むときの写真の選び方ガイド

最終更新: 2026-10-02PR

写真から似顔絵を描いてもらうとき、仕上がりを大きく左右するのが「どの写真を送るか」です。描き手は写真に写っている情報しか知ることができません。

このページでは良い写真と悪い写真の違いを一覧表にし、複数人を一枚にまとめる場合や、故人の古い写真しかない場合の対処法までまとめました。

結論:似顔絵用の写真は「明るい・大きい・加工なし」を2〜3枚

  • 明るい:自然光で顔に影がない写真
  • 大きい:顔が大きく写っていて、拡大してもぼやけない写真
  • 加工なし:美肌・小顔・目を大きくするなどの加工をしていない写真
  • 2〜3枚:正面寄り・少し角度のある顔・その人らしい表情の組み合わせ

良い写真・悪い写真の一覧表

似顔絵用の写真の良い例(正面で明るい、斜め45度まで)と悪い例(真横・うつむき、サングラスやマスク、逆光、顔が小さい)
項目良い例悪い例悪いとどうなるか
明るさ窓際の自然光、日中の屋外の日陰夜の室内、逆光、強いフラッシュ影が顔の凹凸に見え、輪郭や肌の色が変わる
顔の大きさ顔が写真の3分の1以上集合写真の中の小さな顔拡大するとぼやけ、目や口の形が分からない
角度正面〜斜め45度真横、真上や真下から顔の幅や鼻の高さがつかめない
表情自然な笑顔、その人らしい表情変顔、目をつぶった顔「らしさ」ではなく一瞬の表情が描かれる
加工加工なし美肌・小顔・目の拡大など加工アプリ実物と違う顔になる
隠れている部分顔全体と髪型が見えるマスク、サングラス、帽子で顔が隠れる隠れた部分は描き手の想像になる
新しさ1〜2年以内の写真何年も前の写真(今と髪型や体型が違う)「今の顔」と違う絵になる
画質カメラで撮った元の写真スクリーンショット、何度も転送された写真細部がつぶれて特徴が拾えない

送る枚数と組み合わせ

1枚だけだと、その写真の光や角度のくせがそのまま絵に出てしまいます。次の組み合わせで2〜3枚送ると、描き手が顔の立体と特徴をつかみやすくなります。

  1. メインの1枚:正面に近く、顔が大きく写った明るい写真。描き手に「この写真をメインに」と伝えます。
  2. 角度違いの1枚:斜めから写った写真。鼻の高さやあごのラインが分かります。
  3. 「らしさ」の1枚:家族や友人が見て「この顔!」と思う笑顔や表情。
  4. 全身・服装の1枚(必要な場合):全身を描くとき、制服や趣味の道具を描き込むとき。

写真と一緒に送る要望の書き方は、似顔絵の依頼文テンプレートにまとめています。写真では伝わらない「ほくろは描かないで」「白髪は少なめに」なども、ここで一緒に伝えましょう。

描いてもらう範囲別:必要な写真

顔だけを描いてもらうのか、全身を描いてもらうのかで、必要な写真は変わります。注文する内容に合わせてそろえましょう。

描く範囲・内容必要な写真あると良い写真
顔のみ顔のアップ(正面寄り)斜めの顔、笑顔
上半身顔のアップ+胸から上の写真よく着ている服の写真
全身顔のアップ+全身の写真体型が分かる立ち姿
衣装を変える顔の写真+着せたい衣装の参考画像小物や髪型の参考画像
背景を入れる人物の写真+背景にしたい場所の写真建物や景色を別角度から
ペットと一緒人とペットそれぞれの写真ペットの全身、模様が分かる写真(ペットの似顔絵)

これから撮るなら:スマホでの撮り方

  1. 窓に向かって立ってもらう:窓から入る光を顔の正面に受けると、影の少ない写真になります。
  2. カメラは目の高さで:上からだと顔が小さくあごが細く、下からだとあごが大きく写ります。
  3. 少し離れてズーム:スマホを顔に近づけすぎると、レンズのゆがみで鼻が大きく写ります。1〜2歩離れて、2倍程度のズームで撮るのがおすすめです。
  4. 何枚か撮って選ぶ:真顔と笑顔、正面と斜め45度を数枚ずつ撮り、自然な表情を選びます。
  5. 加工はしない:美肌モードやフィルターは切って撮影します。

よくある写真の悩みと伝え方

悩み伝え方の例
今と髪型が違う「写真は長髪ですが、今は短髪です。髪型だけ3枚目の写真を参考にしてください」
メガネをかけた姿で描いてほしい「普段はメガネをかけています。メガネの形は2枚目の写真の通りに」
少しすっきり描いてほしい「本人と分かる範囲で、少しすっきりめに描いてください」
ほくろ・傷を描かないでほしい「左頬のほくろは描かないでください」
ひげの有無を変えたい「写真ではひげがありますが、ひげなしで描いてください」

描き手にとっては、写真から読み取れない希望を言葉で伝えてもらえるほうが助かります。遠慮せず、最初のメッセージで伝えましょう。

別々の写真から複数人を一枚にまとめる場合

家族やカップル、職場の仲間など複数人を描くとき、全員が一緒に写った写真は意外と少ないものです。

ネットで似顔絵師に頼む場合は、一人ずつ別々の写真から一枚の絵にまとめてもらうのが一般的です。そのときに描き手が困るのは、「写真からは分からない情報」です。

伝えること伝え方の例伝えないとどうなるか
身長差「父175cm、母158cm、長男120cm」全員同じ背丈で描かれる
並び順左から順に名前を書く、簡単な図を送る主役が端になることがある
どの写真が誰かファイル名を「父_1.jpg」のように変える取り違えの原因に
服装の統一「全員写真の服のまま」「全員フォーマルに」季節や雰囲気がバラバラになる
年齢の基準「子供は今年の写真、祖父は5年前の写真だが今の年齢で」年代の違う顔が並ぶ
ペットの大きさ「体重5kg、座ると人の膝くらい」極端に大きく(小さく)描かれる

写真同士の明るさや角度がそろっていると、まとめたときに自然な仕上がりになります。全員の正面寄りの写真を用意できると理想的です。

家族集合の頼み方は還暦・長寿祝いの似顔絵、二人の場合はカップル・夫婦の似顔絵でも解説しています。

故人の写真・古い写真から描いてもらう場合

亡くなった家族を似顔絵に描いてもらう依頼は少なくありません。家族の集合絵に一緒に入れる、法要や命日に飾る、などの用途があります。写真が限られる場合は、次のように補います。

写真の状態によっては描けない場合もあるので、購入前のメッセージで写真を見てもらい、対応できるか相談しましょう。亡くなったペットの場合はペットの似顔絵で詳しく解説しています。

写真の送り方と、追加を頼まれたとき

ココナラで注文した場合、写真は取引用のトークルームにファイルとして添付して送ります。

LINEやメールを経由して保存し直した写真は、画質が落ちていることがあるので、できるだけスマホのカメラロールにある元の写真を選びましょう。

描き手から「別の角度の写真はありますか」「髪型が分かる写真がほしい」と追加を頼まれることもあります。

これは似せるために必要な情報が足りないというサインなので、手元にある写真を探して送りましょう。

どうしても写真がない場合は、「耳が少し出ている」「前髪は眉の上」など、言葉で補足するだけでも助けになります。

送る前のチェックリスト

スマホの写真には、撮影した場所の位置情報が記録されていることがあります。

自宅で撮った写真を送るのが気になる場合は、位置情報を記録しない設定で撮影するか、送信前に位置情報を削除しておくと安心です。

店頭で描いてもらう場合は写真不要

お店でその場で描いてもらう場合は、描き手が本人を見ながら描くので、写真を選ぶ必要はありません。

その代わり、営業時間内に、描いてもらう本人と一緒にお店まで行き、描いている間(1人10〜15分ほど)はモデルとしてその場で座って待ちます。

先客がいれば、その人たちが描き終わるまで順番を待つことになり、週末や観光シーズンは待ち時間が長くなりやすいです。

店頭の似顔絵は、この短い時間で仕上げる早描きが中心で、描いてもらう時間そのものが観光やデートの思い出になります。近くのお店は都道府県別の似顔絵店一覧から探せます。

ネットで頼むなら、来店も待ち時間もなく、写真を送るだけで注文できます。

たくさんの似顔絵師の中から好みの絵柄を選べて、時間をかけて描いてもらえるので、プレゼントでサプライズにしたい場合や、遠方の家族・故人を描きたい場合にも向いています。

このページのポイントを押さえて写真を選んだら、写真から描いてくれる似顔絵師を探してみましょう。料金の違いは似顔絵の料金相場、タッチの違いは似顔絵のタッチの種類で解説しています。

ネットで似顔絵を注文する手順

はじめてでも、スマホから次の5ステップで注文できます。会員登録(無料)がまだの人は、先に登録しておくとスムーズです。

  1. 似顔絵師を選ぶ

    似顔絵師の一覧で、絵柄・料金・評価を見比べて、気になる出品を開きます。

    似顔絵師の一覧を開く

  2. 「購入画面に進む」を押す

    出品ページで料金・お届け日数・オプションを確かめたら、「購入画面に進む」を押します。背景や人数の追加が必要なら、「有料オプション」を選んでから進みます。

    ココナラの出品ページの画面の例。購入画面に進むボタンに印をつけている
    出品ページの購入ボタン(画面は一例です)
  3. 支払い方法を選んで購入する

    料金を確かめて、支払い方法(クレジットカード、コンビニ払い、銀行振込、キャリア決済、Apple Payなど)を選び、購入を確定します。

    ココナラは、全国でテレビCMも放送された有名なサービスです。支払った代金はいったんココナラが預かり、取引が終わってから似顔絵師に支払われるので、はじめてでも安心して購入できます。

    ココナラの購入画面の例。料金と支払い方法を確かめて購入する
    料金と支払い方法を確かめる画面(画面は一例です)
  4. 写真と希望を送る

    購入すると、似顔絵師とやり取りする専用の画面(トークルーム)が開きます。描いてほしい人の写真と、用途や希望を送ったら、あとは完成を待つだけです。

  5. 届いた似顔絵を確かめて「承諾」する

    完成した似顔絵が届いたら、確かめて「承諾」を押せば取引完了です。直してほしい所があれば、「差し戻し」で伝えられます。

人数や納期を購入前に確かめたいときは、出品ページの「出品者に質問」から無料で相談できます。似顔絵師の選び方まで含めた詳しい流れは、似顔絵の注文の流れと似顔絵師の選び方で解説しています。

よくある質問

写真は何枚送ればいいですか?

1人につき2〜3枚が目安です。正面に近い顔のアップを1枚、少し角度のある写真を1枚、笑顔などその人らしい表情を1枚そろえると、描き手が特徴をつかみやすくなります。

全身を描いてもらうなら全身の写真も加えましょう。

加工アプリで撮った写真は使えますか?

できれば避けましょう。目の大きさや輪郭、肌の色が変わっているため、加工後の顔に似た絵になってしまいます。

加工なしの写真がどうしてもない場合は、どの程度加工されているかを描き手に伝えてください。

サングラスやマスクをしている写真しかありません。

目元や口元が隠れていると、似顔絵で一番大事な部分が分かりません。顔全体が写った写真を別に探しましょう。

メガネは普段かけている人ならかけた写真で問題ありませんが、レンズの反射で目が見えない写真は避けます。

LINEで写真を送ると画質が落ちますか?

LINEのトークで送る写真は、標準の設定では圧縮されることがあります。オリジナル画質で送る設定を使うか、ココナラのトークルームなどにファイルとして添付しましょう。

スクリーンショットも画質が落ちやすいので、元の写真を送るのがおすすめです。

故人の写真が遺影しかありません。描いてもらえますか?

遺影をもとに描いてもらうこともできます。遺影は正面を向いていることが多く、似顔絵の参考としては使いやすい写真です。

服装や表情を変えたい場合、元気だったころの雰囲気を言葉で伝えると希望に近づきます。

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