似顔絵で失敗しないコツ|「似てない」を防ぐ依頼文と修正の伝え方

最終更新: 2026-10-02PR

似顔絵の「失敗した」の多くは、描き手の腕よりも、描き手選び・写真・伝え方のどこかでイメージがずれたことが原因です。

逆に言えば、注文前の準備とラフ(下書き)段階での伝え方を押さえれば、多くの失敗は防げます。似顔絵を描く側の視点も踏まえて、具体的な文例つきで解説します。

失敗を防ぐ4つのポイント

  • 描き手選び:作例で「似せ方」と絵柄が好みに合う人を選ぶ
  • 写真:1人2〜3枚。写真で分からない特徴は言葉で補う
  • 最初のメッセージ:用途・雰囲気・描いてほしくないことをまとめて伝える
  • 修正:ラフの段階で、具体的に、まとめて伝える

よくある失敗パターンと原因

似顔絵の失敗は、だいたい次のどれかに当てはまります。それぞれ「どの段階で防げるか」も一緒に確認しておきましょう。

よくある失敗主な原因防げるタイミング
似ていない写真の画質・角度が足りない。特徴が伝わっていない写真選び・ラフ確認
絵柄がイメージと違う作例をよく見ずに選んだ。「かわいく」の解釈がずれた描き手選び
老けて・太って見える写真の影や角度がそのまま描かれた。整える範囲を伝えていない依頼文・ラフ確認
本人が気にしている所が強調された誇張する絵柄を選んだ。コンプレックスを伝えていない描き手選び・依頼文
名前や日付が間違っていた文字の内容をはっきり書いていない依頼文・ラフ確認
額に合わない・印刷がぼやける使い道やサイズを伝えていない依頼文(似顔絵を印刷するときの注意点)
渡す日に間に合わない受け取りたい日や配送日数を考えていない購入前の相談(急ぎで似顔絵がほしいとき)

「似てない」と感じるのはなぜ?

同じ人を描いても、「似ている」と感じるかどうかは意外と人によって違います。原因を知っておくと、伝え方が変わります。

プレゼントなら、贈る相手やその家族から見て似ているかを基準にしましょう。

描き手にも「家族が見てすぐ分かるように」「笑ったときの雰囲気を大事に」と伝えると、似せるポイントが共有できます。

依頼前にやっておくこと

  1. 用途とゴールを決める:誰に贈るか、どこに飾るか、データで何に使うか。用途によって合う絵柄もサイズも変わります。
  2. 作例で描き手を選ぶ:作例を3枚以上見て、年代・性別・人数が近い絵があるか確認します。誇張して笑わせる絵柄か、整えてきれいに描く絵柄かも大事なポイントです(似顔絵のタッチの種類)。
  3. 写真を集める:顔立ちが分かる正面寄りの写真、描いてほしい表情の写真、髪型や服装が分かる写真をそろえます。加工アプリを使っていない元の写真を選びましょう(似顔絵用の写真の選び方)。
  4. 特徴を言葉にする:写真では伝わりにくい特徴を、次の章の例を参考にメモしておきます。
  5. 条件を確認する:受け取り希望日、修正回数、納品方法を出品ページで確認し、分からなければ購入前に質問します。

特徴を言葉で伝えるときの例

写真があっても、描き手は本人に会ったことがありません。家族や友人だから分かる特徴を言葉で添えると、似せる精度がぐっと上がります。

部位伝え方の例
目「切れ長で少したれ目」「笑うと目がなくなるくらい細くなる」「二重の幅が広め」
眉「太くてまっすぐ」「眉尻が下がっていて優しい印象」
口元「笑うと右の口角だけ上がる」「歯を見せて笑う」「えくぼは左だけ」
輪郭「丸顔」「えらが少し張っている」「あごが細い」
髪「前髪は右分け」「白髪まじりのグレー」「くせ毛でふんわりしている」
ほくろ・眼鏡「左目の下のほくろは描いてほしい」「黒の細いフレームの眼鏡」
雰囲気「いつもにこにこしている」「物静かで落ち着いた人」「ちょっとおちゃめ」
描かないでほしいこと「おでこの広さは強調しないで」「しわは控えめに」「体型は実物どおり、太く描かないで」

写真の気になる部分に丸印をつけて「このほくろ」「この髪の分け目」と示すのも効果的です。

依頼文の基本テンプレート

購入後の最初のメッセージで、必要なことをまとめて伝えます。項目を埋めるだけで使える基本形です。

基本テンプレート(コピーして使えます)

  • 【用途】母の誕生日プレゼント。A4の額に入れて贈ります
  • 【人数・範囲】2名(両親)、上半身
  • 【雰囲気】やわらかい色合いで、実物より少しかわいく
  • 【特徴】父:笑うと目が細くなる、短髪で白髪まじり/母:左目の下にほくろ、ボブヘア
  • 【描かないでほしいこと】しわは控えめに。母は輪郭を気にしているので強調しないでください
  • 【文字】「お誕生日おめでとう 2026.11.3」
  • 【受け取り希望日】11月1日まで(郵送の場合は到着日)
  • 【写真】1人3枚。1枚目:顔立ち、2枚目:表情、3枚目:髪型と服装

誕生日・結婚式・還暦・アイコンなど、用途別の文例は似顔絵の依頼文テンプレートにまとめています。

ラフ(下書き)で確認するチェックリスト

ラフは、仕上がりを左右する大事な確認のタイミングです。色を塗った後に顔の形を変えるのは描き手にとって大きな手間なので、顔立ちに関する修正はこの段階で出し切るつもりで確認しましょう。

確認するときは、スマホで少し小さく表示したり、画面から離れて見たりすると、全体の印象がつかみやすくなります。

サプライズで本人に見せられない場合は、本人をよく知る家族や友人に見てもらいましょう。

角が立たない修正依頼の伝え方

修正依頼でよくあるつまずきは、「なんか違う」とだけ伝えてしまい、描き手がどこを直せばいいか分からなくなることです。

修正をお願いするときは、「どこを」「どの方向に」「どのくらい」の3点と、根拠になる写真(「2枚目の写真の目元」など)をセットで伝えます。

良いと思った点を先に書いておくと、修正で変わってほしくない部分も伝わります。

また、気になる点の種類によって、直しやすいタイミングが違います。何をいつ伝えるべきかの目安です。

気になる点直しやすいタイミングポイント
顔のパーツの形・位置ラフの段階着色後は描き直しに近くなるので、ラフで出し切る
表情(笑顔の具合など)ラフの段階「この写真の表情で」と写真で指定する
髪型・服装・小物ラフ〜着色前色の指定もこのときに一緒に伝える
色味の調整着色後でも相談しやすいデジタルは調整しやすいが、手描きの原画は難しいことが多い
名前・日付などの文字いつでも必ず伝える合意した内容との違いなので、遠慮せず直してもらう
人数や構図の変更購入前〜ラフの前後からの変更は追加料金や描き直しの相談が必要になる
絵柄・タッチそのもの修正では変えにくい描き手の個性なので、描き手選びの段階で決める

よくある伝え方を、伝わりやすい言い方に置き換えた例です。

伝わりにくい言い方伝わりやすい言い方の例
なんか似てないです目元の印象が少し違う気がします。実物はもう少したれ目なので、目尻を下げていただけますか(2枚目の写真が近いです)
もっと若くしてくださいほうれい線を薄くして、5歳くらい若い印象にしていただけますか
かわいくしてください頬を少しふっくら、口角を上げて、やわらかい表情にしていただけますか
髪型が違います前髪は右分けで、おでこが少し見える長さです(3枚目の写真の髪型です)
太って見えますあごのラインを少しすっきりさせていただけますか。実物は写真よりも細めです
全体的にイメージと違います色合いをもう少し落ち着いたトーンにできますか。出品ページの〇枚目の作例のような雰囲気が希望です

修正依頼メッセージの例

ラフをありがとうございます。全体の雰囲気や色合いはイメージどおりで、とても気に入っています。本人にさらに近づけるために、次の3点の調整をお願いできますでしょうか。
1.目元:実物はもう少したれ目です。目尻を少し下げてください(2枚目の写真が近いです)
2.髪型:前髪は右分けで、おでこが少し見える長さです(3枚目の写真)
3.文字:日付を「2026.11.3」に変更してください
特に1が一番大事なポイントです。お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

番号を埋めるだけで使える修正依頼のひな形や、ラフにOKを出すときの文例は似顔絵の依頼文テンプレートにまとめています。

ネットで頼む場合の修正のルール

似顔絵師が登録しているココナラで頼む場合は、取引の仕組み上、次の点を知っておくと安心です。

場面ルール・ポイント
ラフ・途中の修正回数や範囲は出品者ごとに違います。出品ページの説明や「購入にあたってのお願い」を購入前に確認します
正式な納品の後内容を確かめて「承諾」か「差し戻し」を選びます
差し戻し合意した内容と違う点を具体的に伝えて、直してもらいます
追加をお願いしたい人数や背景の追加などは、出品者と相談のうえ有料オプションや「おひねり」で支払います

出典:ココナラ ヘルプ「納品確認について(購入者向け)」、取引フローに「納品確認」を追加しました(2026年10月確認)

つまり、大事な希望は購入前か最初のメッセージで伝え、修正はラフの段階で出し切るのが、ネットで頼むときに失敗しないための大切なコツです。

トラブルになったときの対応や代金の預かりの仕組みはココナラの似顔絵は大丈夫?安全性とトラブル時の対応で解説しています。

納品後に確認すること

やりがちなNG行動

ネットで似顔絵を注文する手順

はじめてでも、スマホから次の5ステップで注文できます。会員登録(無料)がまだの人は、先に登録しておくとスムーズです。

  1. 似顔絵師を選ぶ

    似顔絵師の一覧で、絵柄・料金・評価を見比べて、気になる出品を開きます。

    似顔絵師の一覧を開く

  2. 「購入画面に進む」を押す

    出品ページで料金・お届け日数・オプションを確かめたら、「購入画面に進む」を押します。背景や人数の追加が必要なら、「有料オプション」を選んでから進みます。

    ココナラの出品ページの画面の例。購入画面に進むボタンに印をつけている
    出品ページの購入ボタン(画面は一例です)
  3. 支払い方法を選んで購入する

    料金を確かめて、支払い方法(クレジットカード、コンビニ払い、銀行振込、キャリア決済、Apple Payなど)を選び、購入を確定します。

    ココナラは、全国でテレビCMも放送された有名なサービスです。支払った代金はいったんココナラが預かり、取引が終わってから似顔絵師に支払われるので、はじめてでも安心して購入できます。

    ココナラの購入画面の例。料金と支払い方法を確かめて購入する
    料金と支払い方法を確かめる画面(画面は一例です)
  4. 写真と希望を送る

    購入すると、似顔絵師とやり取りする専用の画面(トークルーム)が開きます。描いてほしい人の写真と、用途や希望を送ったら、あとは完成を待つだけです。

  5. 届いた似顔絵を確かめて「承諾」する

    完成した似顔絵が届いたら、確かめて「承諾」を押せば取引完了です。直してほしい所があれば、「差し戻し」で伝えられます。

人数や納期を購入前に確かめたいときは、出品ページの「出品者に質問」から無料で相談できます。似顔絵師の選び方まで含めた詳しい流れは、似顔絵の注文の流れと似顔絵師の選び方で解説しています。

よくある質問

「似ていない」と伝えるのは失礼になりませんか?

失礼ではありません。描き手にとっても、似せることは一番大切な仕事です。

「似てない」とだけ言うより、「目元がもう少したれ目です」のように、どこをどう直してほしいかを具体的に伝えると、気持ちよく修正してもらえます。

修正は何回までお願いできますか?

出品者によって違います。「ラフの段階なら何回でも」「着色後は有料」など、ルールは出品ページに書かれていることが多いので、似顔絵師の出品を見比べるときに確認しましょう。

正式な納品の後も、合意した内容と違う点は「差し戻し」で直してもらえます。

完成して承諾した後に、直してもらうことはできますか?

承諾して取引が完了すると、トークルームはクローズします。その後に直してほしい場合は、出品者に相談して改めて依頼する形になります。

納品が届いたら、文字や細部まで確認してから承諾しましょう。

サプライズなので本人にラフを見てもらえません。どうすればいいですか?

本人をよく知る家族や共通の友人に、ラフを見てもらうのがおすすめです。

写真を多めに用意し、笑ったときの表情やくせなど、写真からは分かりにくい特徴をメモにして描き手に伝えると、本人に確認できなくても似せやすくなります。

気に入らなかったら返金してもらえますか?

合意した内容と違う点があれば、納品後に「差し戻し」を選んで直してもらえます。

ただし、合意した内容どおりに納品された絵を「好みと違う」という理由だけで取り消すのは難しいため、ラフの段階で納得いくまで確認することが大切です。

その場で本人を見て描いてもらいたい方は、お近くの似顔絵屋さんを探すから地域を選んでください。

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