大人数の集合似顔絵を頼む方法【部署・チーム・部活・クラス】
最終更新: 2026-10-02PR
「部署のみんなで送別の似顔絵を贈りたい」「チーム全員を1枚に描いてほしい」。大人数の似顔絵は、1〜2人の似顔絵とは料金の決まり方も、準備の手間も変わります。
このページでは、幹事として集合似顔絵を手配する人に向けて、人数別の料金の考え方、写真の集め方、寄せ書きとの組み合わせ方を、注文前に決めておく順番でまとめました。
結論:大人数は「人数・構図・サイズ・納期」を先に決めて見積もりを取る
- おすすめ頼む先は、全員でお店に行く日程を合わせなくてよい、写真から描いてもらうネット注文が進めやすく、似顔絵師の作例を見比べて絵柄も選べます
- 料金は「1人あたり×人数」だけでは決まらず、構図(顔だけか全身か)、背景、納品の形で大きく変わります
- 写真集めに1〜2週間かかるので、渡す日の6週間前には動き始めると安心です
- 寄せ書きと組み合わせるなら、文字を書く余白や吹き出しを注文時に指定します
人数別の料金の考え方
似顔絵の料金は人数が増えるほど上がるのが基本ですが、計算の仕方は描き手によって違います。主に次の4つのパターンがあり、どれに当たるかで見積もりの見方が変わります。
| 料金の決まり方 | 仕組み | 確認すること |
|---|---|---|
| 1人あたりの単価×人数 | 人数分がそのまま足される | 大人数では総額が大きくなりやすいので、上限人数と合わせて確認 |
| 基本料金+追加1人ごと | 2人目以降の追加料金を1人目より安くしている例がある | 「追加1人あたりいくらか」と、追加できる人数の上限 |
| 人数帯ごとの定額 | 「6〜10人」「11〜15人」のように人数の幅で料金と紙のサイズが決まっている | 自分たちの人数がどの帯に入るか。帯の境目なら構図を相談 |
| 個別見積もり | 人数・構図・用途を伝えて金額を出してもらう | 見積もりに修正回数、背景、データ形式が含まれているか |
「基本料金+追加1人ごと」の実例を見てみましょう。
横浜赤レンガ倉庫などに店舗があるカリカチュアジャパンは、店頭でその場で10〜15分ほどで仕上げる早描きの似顔絵が1名3,300円で、2人目からは1名追加ごとに2,750円です。
写真から描くギフト制作(スタンダード)にも、1名追加ごとの料金が決まっています。この料金で人数ごとの総額を計算すると、次のようになります。
| 人数 | 店頭で描く早描き (3,300円+1名2,750円) | 写真から・顔のみ (4,950円+1名3,300円) | 写真から・アレンジ (8,800円+1名5,500円) |
|---|---|---|---|
| 1人 | 3,300円 | 4,950円 | 8,800円 |
| 3人 | 8,800円 | 11,550円 | 19,800円 |
| 5人 | 14,300円 | 18,150円 | 30,800円 |
| 10人 | 28,050円 | 34,650円 | 58,300円 |
料金の出典:カリカチュアジャパン 商品メニュー(2026年10月確認)。写真からのギフト制作はスタンダードの「顔のみコース」「アレンジコース」の料金です。同社のメニューには、納期は人数やスケジュールにより前後する場合があるとの注記があります。総額は上の料金からの計算で、大人数の可否や実際の金額は店舗に確認してください。
表から分かるのは、同じ人数でも「どこまで描くか」で総額が大きく変わることです。10人の場合、顔のみとアレンジでは2万円以上の差になります。
また、追加料金が1人目より安い仕組みなので、人数が増えるほど1人あたりの負担は少しずつ下がります。
なお、店頭の早描きは短い時間で仕上げるぶん、時間をかけて描き込む写真からのコースに比べると仕上がりはシンプルになります。
また、全員が営業時間内にそろってお店まで行き、描いている間(1人10〜15分ほど)はその場で座って待つので、人数が多いほど待つ時間も長くなり、先客がいればその分も順番待ちになります。
ネットで頼む場合は、全員の写真を送るだけで、来店の必要はありません。総額も、出品ページの人数追加のオプション料金を見れば同じように計算できます。
ココナラの似顔絵カテゴリでは1人3,000〜5,000円の出品が中心で、人数を追加する料金は出品者ごとに違います。
人数以外で料金が変わる要素
| 要素 | 料金への影響 | 予算を抑えるコツ |
|---|---|---|
| 構図 | 全身やポーズのある絵は、顔だけの絵より描く量が増える | 大人数なら顔と肩までにする |
| 背景・小物 | 職場の風景やユニフォーム、ロゴの描き込みは追加になりやすい | 背景は色や模様だけにして、主役の小物だけ入れる |
| 納品の形 | 手描きの原画は紙が大きいほど手間と送料がかかる | データで受け取り、必要なサイズで印刷する |
| 納期 | 急ぎの対応に追加料金を設けている出品もある | 渡す日の4週間前までに注文する |
| 使い道 | 社内報やWebなど社外に出す使い方は、商用利用の扱いになることがある | 使い道を最初に伝え、商用利用の可否を確認する |
予算は「総額÷参加人数」で1人あたりの負担額にしてから決めると、集金の話がしやすくなります。料金の全体的な相場は似顔絵の料金相場でも解説しています。
人数に合った構図とサイズの決め方
大人数の似顔絵でよくある失敗が、顔が小さすぎて誰だか分からないことです。人数が多いほど、構図とサイズを先に決めておく必要があります。
以下はあくまで目安で、実際に描ける人数は描き手や絵柄によって変わります。
| 人数 | おすすめの構図 | サイズの目安 |
|---|---|---|
| 3〜5人 | 上半身または全身で横に並ぶ | 色紙(約27×24cm)、A4 |
| 6〜10人 | 上半身で2列、または主役を囲む | A4〜A3、色紙 |
| 11〜20人 | 顔と肩までで、ひな壇のように2〜3列 | A3〜B3 |
| 21〜40人 | 二頭身のキャラクター、または顔を並べる寄せ書き風 | A3以上。データで受け取り大きめに印刷 |
| 41人以上 | 2枚に分ける、学年やポジションごとにまとめる | A2以上、または複数枚 |
よく使われる構図と向いている場面
- 集合写真風の横並び部署や家族など10人前後まで。人数が多いと横長になり、飾る場所を選びます。
- ひな壇(2〜3列)クラスやチームに。後ろの列の顔が隠れないよう、誰をどこに置くか配置図で伝えます。
- 主役を中心に囲む送別や監督へのお礼に。主役が誰かをはっきり伝え、少し大きめに描いてもらいます。
- 二頭身のキャラクターココナラの絞り込みでいう「デフォルメ・ミニ」の絵柄です。顔が小さくても特徴を出しやすく、大人数に向いています。
注文時には、席次表のような簡単な配置図と、一人ひとりの特徴メモ(メガネ、髪型、いつも着ている服、口ぐせを吹き出しで入れたいかなど)を添えると、仕上がりのズレが減ります。
写真の集め方と、写真提出のお願い文
大人数の似顔絵では、写真集めに思った以上に時間がかかります。幹事1人に集約し、締切と送り方を最初に決めておきます。
- 締切と提出先を決める:渡す日から逆算し、写真の締切は注文の数日前に設定します。
- 撮り方をそろえてお願いする:明るい場所で、正面か少し斜めから、顔が大きく写ったもの。マスクやサングラスはなし。写真の選び方は似顔絵用の写真の選び方で詳しく解説しています。
- 画質を落とさずに集める:チャットアプリで送ると、設定によっては画像が圧縮されることがあります。共有フォルダやメール添付など、元のデータのまま集められる方法が安心です。
- ファイル名を名前にそろえる:「山田太郎.jpg」のように名前にしておくと、描き手とのやり取りで取り違えが起きません。
- 名簿で提出状況を管理する:未提出の人には締切の数日前に個別に声をかけます。
そのまま使える、写真提出のお願い文の例です。
例文:写真提出のお願い(送別の記念品の場合)
〇〇さんの送別の記念品として、部署全員の似顔絵を作ることになりました。〇月〇日(〇)までに、顔がはっきり写った写真を1〜2枚、幹事の△△までメールで送ってください。
・明るい場所で、正面か少し斜めから撮ったもの
・マスクやサングラスなし、今の髪型のもの
写真は似顔絵の制作だけに使い、完成後に削除します。〇〇さんには内緒でお願いします。
写真は個人の顔が写った大切なデータです。使い道を伝えて了承をもらい、描き手以外には渡さない、完成後は削除するといった扱いを最初に決めておきましょう。
写真を出したくない人がいる場合は無理に集めず、後ろ姿にする、小さめに配置するなど描き手に相談できます。
寄せ書きと似顔絵を組み合わせる方法
送別や卒業では、似顔絵と寄せ書きを一緒に贈ることがよくあります。組み合わせ方は大きく4つあり、手間と仕上がりが違います。
| 方法 | 手順 | 向いている場面 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 似顔絵の周りに手書き | 余白を広めに取った似顔絵を印刷し、全員で書き込む | 同じ職場・学校で回覧できる | 回覧に日数がかかる。にじみにくい紙を選ぶ |
| 吹き出しにメッセージ | 事前に集めたメッセージを、絵の中の吹き出しに入れてもらう | リモート勤務や遠方の人が多いチーム | 文字数をそろえる。誤字は描き手に渡す前に確認 |
| 色紙の中央に似顔絵 | 似顔絵を小さめに印刷して色紙の中央に貼り、周りに寄せ書き | 10〜20人ほどの寄せ書き | 貼る位置と寄せ書きの配置を先に決める |
| 似顔絵と寄せ書きを別に | 似顔絵は額に入れ、寄せ書きはカードやアルバムにまとめる | 人数が多く、1枚に収まらない | 渡すときに一緒に見せる演出を考える |
吹き出し方式にする場合は「1人30字まで」のように文字数を決めておくと、絵の中にきれいに収まります。手書き方式なら、ペンを1種類に決めて回すと全体の統一感が出ます。
送別ならではの準備は退職・送別の似顔絵もあわせてご覧ください。
渡す日から逆算するスケジュール
大人数は写真集めと確認に時間がかかります。渡す日の6週間前から動き始めると、修正にも余裕を持てます。
| 時期 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 6週間前 | 幹事・予算・構図・使い道を決める | 1人あたりの負担額を先に決めて集金 |
| 5週間前 | 写真の提出をお願いする | 締切は1週間後。名簿で管理 |
| 4週間前 | 描き手を選び、見積もりを取って注文 | 人数・構図・サイズ・納期・用途を一度に伝える |
| 2〜3週間前 | 下書き(ラフ)を確認する | 全員の顔と名前を名簿と照らし合わせる |
| 10日前 | 完成データを受け取り、印刷・寄せ書きを回す | 寄せ書きの回覧には1週間ほど見ておく |
| 2〜3日前 | 額に入れる、ラッピングする | 大きいサイズは額の在庫も早めに確認 |
もう日数がない場合は、データ納品が早い描き手を選び、寄せ書きを別のカードにするなど工程を減らします。急ぎで似顔絵がほしいときも参考にしてください。
用途別のポイント
部署の送別・異動・退職
主役を中心に、部署のメンバーが囲む構図が定番です。主役にばれないよう、主役の写真は社内行事の写真などから幹事が用意します。詳しくは退職・送別の似顔絵へ。
卒業・卒団・部活の引退
ユニフォームや制服、背番号、チーム名を入れると記念品らしくなります。先生や監督へのお礼として贈る場合は卒業・卒園・卒団の似顔絵で、学校や園への確認事項も含めて解説しています。
会社の周年記念・社員紹介
Webサイトや社内報、名刺に使うなら、商用利用の可否と、全員の絵柄をそろえられるかが大切です。後から入社した人を同じ絵柄で追加できるかも確認しておきましょう。
ビジネス用の似顔絵で詳しく紹介しています。
親族の集まり・三世代の記念
祖父母の長寿祝いや敬老の日に、家族全員を描く使い方もあります。敬老の日・祖父母への似顔絵や還暦・長寿祝いの似顔絵もご覧ください。
ネットで大人数の似顔絵を頼むときの選び方
大人数で似顔絵店に全員そろって行くのは、日程を合わせるだけでも大変です。送別の主役に内緒で用意したいときも、本人が一緒に行く必要があるお店では難しくなります。
写真から描いてもらうネット注文なら、来店も待ち時間もなく、全国に散らばったメンバーでも1枚にまとめられます。
似顔絵師が多く登録しているココナラの似顔絵カテゴリには約8,800件の出品があり、タイトルや説明に「大人数対応」と書いている人もいます。
- 絵柄で候補を絞る:大人数なら「デフォルメ・ミニ」「シンプル・フラット」「ポップ」などの絞り込みが探しやすいです。作例に複数人の絵があるかを見ます。
- 人数の条件を確認する:何人まで対応か、追加1人あたりの料金、人数による納期の変化を出品ページで確認します。
- 購入前に相談する:人数、構図、サイズ、用途、希望納期、予算を一度に伝え、総額と納期を出してもらいます。
- 下書きで全員をチェック:名簿と照らし合わせて、抜けや取り違えがないかを確認してから仕上げてもらいます。
購入前の相談では、たとえば「部署の送別用に12人の集合似顔絵をお願いしたいです。主役1人を中心に、ほかの11人は顔と肩まで。A3で印刷し、周りに寄せ書きを書くので余白を広めにお願いします。〇月〇日までにデータで受け取りたいのですが、可能でしょうか」のように伝えると、見積もりが早く正確になります。
依頼文の書き方は似顔絵の依頼文テンプレートにまとめています。
ネットで似顔絵を注文する手順
はじめてでも、スマホから次の5ステップで注文できます。会員登録(無料)がまだの人は、先に登録しておくとスムーズです。
似顔絵師を選ぶ
似顔絵師の一覧で、絵柄・料金・評価を見比べて、気になる出品を開きます。
「購入画面に進む」を押す
出品ページで料金・お届け日数・オプションを確かめたら、「購入画面に進む」を押します。背景や人数の追加が必要なら、「有料オプション」を選んでから進みます。

出品ページの購入ボタン(画面は一例です) 支払い方法を選んで購入する
料金を確かめて、支払い方法(クレジットカード、コンビニ払い、銀行振込、キャリア決済、Apple Payなど)を選び、購入を確定します。
ココナラは、全国でテレビCMも放送された有名なサービスです。支払った代金はいったんココナラが預かり、取引が終わってから似顔絵師に支払われるので、はじめてでも安心して購入できます。

料金と支払い方法を確かめる画面(画面は一例です) 写真と希望を送る
購入すると、似顔絵師とやり取りする専用の画面(トークルーム)が開きます。描いてほしい人の写真と、用途や希望を送ったら、あとは完成を待つだけです。
届いた似顔絵を確かめて「承諾」する
完成した似顔絵が届いたら、確かめて「承諾」を押せば取引完了です。直してほしい所があれば、「差し戻し」で伝えられます。
人数や納期を購入前に確かめたいときは、出品ページの「出品者に質問」から無料で相談できます。似顔絵師の選び方まで含めた詳しい流れは、似顔絵の注文の流れと似顔絵師の選び方で解説しています。
大人数の似顔絵でよくある失敗
| 失敗 | 原因 | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 顔が小さくて誰か分からない | 人数に対してサイズや構図が合っていない | 人数に合った構図にし、大きめのサイズで印刷する |
| 絵の雰囲気がちぐはぐ | 写真の明るさや角度がバラバラ | 撮り方をそろえてお願いする |
| 1人描かれていなかった | 名簿との照合不足 | 下書きの段階で名簿と照らし合わせる |
| 名前を間違えた | 手書きメモや口頭で伝えた | 名前はテキストで、読み仮名もつけて渡す |
| 寄せ書きのスペースが足りない | 余白の指定をしていなかった | 注文時に「寄せ書き用の余白」をサイズで指定する |
| 主役に知られてしまった | 全員が入ったグループで写真を集めた | 主役が入っていない連絡手段で集める |
よくある質問
1枚の似顔絵に何人まで描いてもらえますか?
上限は描き手によって違います。人数が増えるほど1人あたりの顔は小さくなります。
10人を超えるなら顔と肩までの構図にする、20人を超えるならデフォルメした二頭身のキャラクターにする、大きめのサイズで印刷する、2枚に分けるといった工夫をすると、一人ひとりが誰か分かる絵になります。
大人数の似顔絵の料金はどうやって決まりますか?
「1人あたりの単価×人数」「基本料金+追加1人ごとの料金」「人数帯ごとの定額」「個別見積もり」のどれかが一般的です。
人数のほかに、構図(顔だけか全身か)、背景の描き込み、納品の形(データか原画か)、納期でも変わります。総額は人数と構図を伝えて、購入前に確認しましょう。
全員分の写真が集まらないときはどうすればいい?
集合写真から切り出す方法がありますが、顔が小さいと似せにくくなります。締切の数日前に未提出の人へ個別に声をかけ、それでも難しい人は本人にスマホで1枚撮ってもらうのが確実です。
写真を出したくない人がいる場合は、後ろ姿や小さめの配置にするなど、描き手に相談できます。
寄せ書きと似顔絵を1枚にまとめるには?
似顔絵の周りに余白を広めに取ってもらい、印刷したものに全員が手書きする方法と、事前に集めたメッセージを吹き出しとして絵の中に入れてもらう方法があります。
どちらも注文時に「寄せ書きに使う」と伝えて、余白や文字の入れ方を指定しておきます。
会社のWebサイトや社内報に載せてもいいですか?
会社の広報や商品・サービスの宣伝に使う場合は、出品者が商用利用を認めているかを購入前に確認してください。
社内の送別の記念品として贈るだけなら通常は問題になりにくいですが、あとでSNSや社外向けに使う予定があるなら最初に伝えておくと安心です。
詳しくはビジネス用の似顔絵や似顔絵の著作権と商用利用で解説しています。
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